警察官

【元警察官が教える】職質を最速で終わらせる方法と職質中の気持ち

ヒロタツ
ヒロタツ
こんばんは。職務質問です。


ぐらんぶるal.jp

この記事を書いた人

元警察官。現職時は職務質問により窃盗犯、不法滞在の外国人、覚醒剤所持者などの犯人検挙に貢献。

また職質されたんだが・・・

・どうしたら職質されないの?

・職質を一番早く終わらせる方法ないの?

こんな疑問に答えていきます!

目次

・職質を最速で終わらせる方法
 ・なぜ職質できるのか
・なぜ持ち物を見せるのか
・どうすれば職質されないのか

・警察官のリアルな気持ち
 ・警察官は何を考えて職質してるのか

職質を最速で終わらせる方法

結論

「積極的に」協力する。

これしかないです。

やってはいけない行動

・逃げる
・拒否する
・押し退ける

状況を悪化させます。

すると損する態度

・協力的じゃない
・暴言を吐く
・無言

「この人は協力できない理由があるのではないか?」と疑惑が増えて長引きます。
→何かやましいことでもあるのか?という追求。

つまり、積極的に協力することが最速です。

「積極的に」協力するには、職務質問の流れを理解していれば最速です。

職務質問の流れ

簡単な質問に答える

  見ているところ
・協力的な態度か
・言っていることがおかしくないか
・嘘をついていないか

所持品検査

何かものが入りそうな場所は全て見せる

・ポケットの中身を出す
・バックの中を見せる
・ポーチ
・財布
・身分証明証
など

つまり、

・「自分から」荷物の開示をする。
・「自分から」身分証を出す。

その後は、都度指示に従う。

「この人は何か隠しているわけではないな」となり、一番早いです。

ちなみに手をあげる人が多いのですが、手は下げたままで大丈夫です。

なぜ職質できるのか

職務質問の根拠


警察官職務執行法第2条1項

異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問する行為。

例)警察官をみた瞬間に逃げる
こちらは、具体例が乗っている「判例」を参考にしてください
職務質問の判例

なぜ持ち物を見せるのか


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反対に、持ち物を見ない職務質問があるとしましょう。

世間話→身分確認→さよなら

(危ないもの・法に触れるものを持ってないかは確認しない)

得られるメリット

・毎回時間取られない

・荷物を見られない

・自分のものを警察官に触られない

一般的な意見(デメリット)

・犯罪者を見つけられるはずがないでしょ

・治安よくなるはずがないじゃん

・何も仕事してないじゃん

・何か持ってたらどうするの?

はい。こんなツッコミが予想されます。

それでは、職務質問でなぜ持ち物を見せるのか?

それは、「善良な99%の国民の協力を得て、1%の犯罪者を見つけるためです。」
これは所持品検査に限らず、職務質問をする意味でもあります。

どうすれば職務質問されないのか

 


ぐらんぶるal.jp

まさかの天丼。

職質されない方法は、「ない」です。

警察官が国民の安全や治安の向上を諦めていないかぎり、100%声がかからないという可能性はありません。

事実上、全国の警察で職質を一斉にやめれば声をかけられることもなくなります。
それは、どうすれば日本の治安は悪くなりますか?の答えと一緒です。

声をかけられるというのは、治安の良さの裏返し

それは、わかった。それでも・・・と言う方は次の項

それでも、声をかけられたくない方

よく声をかけられる方・・・
警察官を見た瞬間
「うわ、こいつ声かけるかも・・・」と思いませんか?

警察官を見て嫌がるというのは

・犯罪者
・犯罪歴がある人
・職質で嫌な思いをした

・その他の理由で警察官が嫌いな人

いずれかの人の反応になります。

見ただけではこの4人を見分けることはできません。
「声かけてみないとわからない」のです。

つまり、警察官を見た瞬間に嫌がらないことです。
難しいと思いますが、これで少し声をかけられる割合が下がるかもしれません。

警察官のリアルな気持ち

「はじめての職務質問でうまく声をかけられませんでした。」
多くの若手警察官が通る道だと思います。

・どんな人かわからない。
・迷惑に思われたくない
・知らない人にいきなり声をかける経験がない
・「あなたを疑っています。」なんて思われたくない

しかし、それではいつまで経っても犯罪を未然に防ぐことも、行われた犯罪を見つけることもできないと気がつく時がきます。

・話を聞いていて「この人は大丈夫だ。」と思っていた時に他人名義のカードが出てきた時
・何回も確認しても「嘘はついていない。」と言う少年の自転車からタバコが見つかった時

そんなとき特に「いい人」では誰も守れないのだなと感じます。

職質は場数による慣れもありますが、知らない人に治安をよくするための活動だとはいえ
全く無感情に声をかけられるようにはなりません。
当たり前のことですが警察官も「普通の人間である」ということです。

友達に警察官がいるという方は職務質問の時に比較的協力的です。
「あいつもこうやって仕事してんだな。」くらいの感覚で協力してくれます。

警察官を友達と思ってみては?などとは思いませんが「ちょっとうざいけど根は良いやつ」くらいの態度で接してくれるとありがたいです。

こんな情報出したら犯罪者の助けをしてしまうのでは?

安心あれ

ここでは、犯罪者ではない人に対しての「職務質問を最速で終わらせる方法」について書いています。

なので、一度職務質問を受けたことがあればある程度わかる内容を乗せています。

悪い奴はどんなに頑張っても捕まる

犯罪者に対しての職務質問は、第六感に近い「怪しいセンサー」のようなものが働きます。

また、警察官によっては「不自然な協力的態度」はぎこちないので感覚で分かります。

ここは、警察官の経験や技量により決まるところですが。

※なお、細かい具体例は避けます。
このブログの内容が犯罪を助長することはありませんのでご安心ください。

警察官は何を考えて職質してるのか

数打てば当たるわけではないため、警察官も声をかければかけるほど疲労します。

できれば一発で犯罪者に職務質問をかけたい。

そのため、犯罪者ではない人にはすぐに協力してもらい、そこにあてる時間は極力短くしたいのです。

お互い人間なので、合う・合わないや言葉の使い方などで嫌な思いをすることもあるでしょう。

しかし忘れてはならないのは、警察官もあなたと同じ普通の人間だということ。

警察も善人を引き止めて時間を取らせてしまった時は申し訳ないと思っています。

もし職務質問にあって嫌な気分になったなら、少しでもこの記事を思い出していただければなと思います。

あなたが声をかけられて嫌がった警察官は、この国の治安を守るために日々

勇気を出して声をかけているということを。

まとめ


このブログでは、警察官の防犯活動の不利になるような記事を出さないようにしています。

それでも記事を書くのは、警察官に対する「誤解や苦手意識を少しでも解消できたら」と思いがあるからです。

また、「警察官のリアルな気持ち」を伝えていきますが全ての警察官の意見ではなく、あくまで以前の経験から感じた個人的な意見ですので参考までに。

現職の警察官に敬意をこめて。

それでは、ヒロタツでした。