警察官

【元警察官が教えます】警察官の仕事内容(交番勤務)

どうも

ヒロタツ
ヒロタツ
元警察官のヒロタツです

・警察官はどんな仕事をしているの?
・交番って大変なの?

という疑問に答え

・実際にしている仕事の内容
・その仕事の役割

を紹介していきます。

前提
交番のお巡りさん(地域課)の仕事です。

2つに分けて説明します。

・交番内での仕事
地理案内
立番
拾得・遺失物
被害届
訴え出
・交番外での仕事
110番
職務質問
巡回連絡
補導
交通整理
その他

交番内の仕事

地理案内

・目指しているところへの道がわからない
・目指している建物がどこなのかかわからない
・どの電車を使っていいかわからない
・Googleマップの使い方がわからない

という方に質問を受けた時に

その答えを一生懸命探します。

警察官は仕事中に携帯電話・スマホを署で保管してから勤務につきます。

つまり、インターネットで検索したり、GPS機能で調べたりできません。

原始的な方法ではありますが、地図で案内します。
(スマホを持っている方はスマホの操作方法を教えます。)

そのため、よく使う地図はボロボロです。
セロハンテープで止めてあったり、よく聞かれるところにボールペンで印があったりします。

しかし、道端で聞かれることも多いので、結局は勤務地の地理は把握していないといけません。

立番

立番とは「交番の前に立って、周囲を警戒する。」ことです。

よく交番前に立っているお巡りさんいますよね。

これにも意味があります。

交番の中にばかりいると、突発的な事案に対処できません。

不審者が交番を襲撃することも考えて、「立番」という勤務があります。

怪しい人物には職務質問などを積極的におこないます。

さらに夜間帯では基本警棒を伸ばしています

なので、夜間に落とし物を届け出る時などに

交番の前で警察官が警棒を持っていても驚かないでくださいね

拾得・遺失物

交番にいて一番多い仕事が、落とし物・拾い物の対処です。

拾得届・・・拾った物の届け出

遺失届・・・なくした物の届け出

拾得の場合
拾得届を作成します。

遺失の場合
遺失者に遺失届を作成してもらい、パソコンで検索をします。
検索をして本人名義のものや似た特徴があるものがヒットすれば持ち主に確認をとります。

被害届

何らかの犯罪の被害にあった時に、被害者は被害届を作成します。

しかし、被害届なんて普通に作れませんよね。

そこで、交番や警察署に行くと警察官が事情を聴きながら代書してくれます。

事件の内容によって書くことも変わるため

被害届の作成は警察学校時代から勉強し続けます

交番では、落とし物の書類を書いている隣で
被害届を書いているなどの光景も珍しくありません。

訴え出

110番通報と変わりませんが、訴え出があった場合に対処をします。

例えば、

「子供が迷子になってしまいました」
「喧嘩してる人がいるので行ってきて」
「すぐそこで事故がありました」
「酔っ払いがタクシーから降りません」

このような場合は、交番から勤務員を派遣します。

その他・相談・応接

・ゴミが不法投棄されています。
・工事現場の騒音がひどいです。
・変な手紙がポストに入っていました。

などなど・・・世間話から相談まで多岐にわたります。

交番外の仕事

110番

110番通報には、最短のルートで最速の臨場をします。

例はキリがないのであげません。
何がともあれ、110番は全力で駆けつけます。

ですが、残念なことに

・コインロッカーのコインが出てこないから来てほしい
・酔っ払っているから家まで送って欲しい
・友達にゲームを盗られた
・カエルの声がうるさい

などの110番に行くこともあります。

「便利屋なのでは?」と思ってしまうこともありますが、これも仕事の1つです。

職務質問

職務質問は、下記の記事で説明していますので省略します。

【元警察官の経験談】警察官にとって職務質問は「究極の2択」問題

【元警察官が教える】職質を最速で終わらせる方法と職質中の気持ち

交通反則切符

交通違反を現認した警察官は、違反者に切符を交付します。

警察官の現認が証拠となるため、確実に違反した車のみ止めます。

当然、どうなったら交通違反なのかを把握している必要があります。

そして、安全に車を誘導する必要もあります。

また、切符が交付された後に違反者が何をすればいいか説明する必要があります。

巡回連絡

交番・駐在所の地域警察官は、管轄地域の実態を把握するとともに犯罪及び事故の防止並びに犯罪の検挙、交通の指導取締り、少年補導等を行うため、パトロールを行っている。

また、地域警察官がそれぞれ担当の地域を巡回して家庭、事業所等を訪問し、犯罪の予防、災害・事故の防止等、住民の安全で平穏な生活を確保するために必要な事項の指導・連絡や住民の意見・要望等の聴取を行う巡回連絡を行っている。
警察白書

簡単にいうと、警察官が巡回してきてパトロールを行うこと。

「一度も来たことがない」という人も多いと思います。

110番通報一つで状況が変わる勤務なので

巡回連絡に時間が取れない警察官は少なくないのが現状です。

補導

補導の対象
未成年で午後11時から翌日午前4時までの時間に徘徊、タバコや酒の所持など

場合によっては、生活安全課の刑事さんが対応します。

交通整理

・渋滞時や緊急車両を通す時
・大きな事故が起きた時
・災害がおきて壁が崩れた時
・火事が起きて交通を制限する時

このような時に交通整理をおこないます。

その他

朝練・昇段試験練習・交番襲撃訓練・通常点検・職場教養・警備などなど・・・

まとめ 警察官の仕事内容はあまりに知られていない

警察官になりたいという人は多いが、警察官の仕事自体はあまりは知られていません。

実際に警察官を目指す人にとっては必要な情報であるのは確かです。

しかし、「親戚に警察官でもいない限りわからない」というのが現実。

特に警察官志望者は、なりたい仕事をイメージの曖昧なまま目指すのもまずいと思います。

未来の警察官には、警察の仕事がどういうものなのかということを認識してから志望して欲しいです。

こんな本もあるのでさらに深く知りたい方はポチってみてください

それでは、ヒロタツでした。