警察官

【元警察官が教える】警察官のキャリアとノンキャリアの違いとは

どうも!

ヒロタツ
ヒロタツ
元警察官のヒロタツです。

警察の「キャリア」ってなに?「ノンキャリア」ってなに?

という方のために

「キャリア」と「ノンキャリア」の違い

を解説します。

結論から
キャリア=警察庁勤務のお偉いさん
ノンキャリア=街の警察官

 

目次
・警察官は2種類
・仕事内容の違い
・採用方法のちがい
・難易度の違い
・階級の違い
・仲はいいの?

警察官は2種類

警察庁職員(キャリア)と都道府県警察職員(ノンキャリア)です。

キャリア

キャリア=警察庁職員のことです。

警察庁は「中央省庁の一つ

簡単にいうと警察を運営をしているということ。

外務省、財務省、農林水産省、などと同じです。

ノンキャリア

ノンキャリア=都道県警察

神奈川県警、大阪府警、北海道警など・・・

東京都だけ日本の首都を守っているので

「東京都警」ではなくて「警視庁」と呼称します。

「警視庁」とはよく聞きますが、意外と知らない方も多かったのでは?

仕事内容

キャリア

警察庁で働くキャリアは「警察官僚」と言われています。

日本の警察行政の計画や管理を行い、ルールや方針を決めたりしています。

警視総監や警察庁長官は必ずと言っていいほどキャリアから選ばれます。
(法令上、警視総監はノンキャリアでもなれることになってるが・・・)

・警察庁で勤務
・各省庁に出向して勤務
・全国の警察本部や警察署において管理職として勤務

など幅広いです。

豆知識ですが
キャリアは転勤や出張が多く、引っ越しが多くなりがちです。

ノンキャリア

交番で働くお巡りさん、刑事、白バイ隊員などがこれにあたります。

仕事内容は言わずもがなですね。

23歳、警察官辞めました。警察時代のことを簡単に振り返ってみる
仕事内容については、こちらでも触れています。

採用方法のちがい

キャリア

国家公務員の試験を受ける

→国家公務員総合職採用試験に合格する

ノンキャリア

地方公務員の試験を受ける

→地方自治体が個別で行う警察官採用試験に合格する

難易度

キャリア

必須学歴 大卒

+東大・京大などのトップレベルの大学を卒業

日本を背負う警察の官僚ですので、狭き門です。

警察庁職員 約8000人

ノンキャリア

必須学歴 高卒

高卒(3類)・大卒(1類)の試験がそれぞれある。

合格倍率は年によって変わりますが

7〜10倍です。

全国の警察官 約260000人

階級の違い

まず、階級ですが

引用:警察大全集

こんな順番です。

キャリア

「警部補」(3番目の階級)からはじまる。

(キャリアの限界は警察庁長官)

ノンキャリア

「巡査」(1番目の階級)から始まる

つまり、ノンキャリアが警部補になるには2回の昇任試験があるということ。

(大卒警察官の限界は警視総監。実質には警視監)
(高卒警察官の限界は警視長)

仲はいいの?

現場の警察官は、お偉いさんと関わることがあまりない。

キャリアは「お上」だから、まるで違う仕事という認識。

「巡査・巡査部長・警部補」くらいの階級では、検挙をして賞状をいただくような時でしか関わることがないので、仲の良し悪しはない。

まとめ キャリアとノンキャリア

同じ組織ではあるが、ほとんど違う職業と言っていい。

警察官といえど

所轄の警察官には、所轄の仕事。
本部の警察官には、本部の仕事。
警察庁の警察官には、警察庁の仕事がある。

「みんな治安を守るために頑張ってます」

ということ。

それでは、ヒロタツでした。